2010年07月24日

議事録・書類等の見本が欲しいのですが?

登記業務等において「契約書・議事録等の書類の見本、申請書等の見本が欲しいけど、ありますか?」と問われることがあります。

この質問ほど、司法書士にとって、答えにくいものは他にない感じがいたします。

確かに、不動産登記、商業登記のどちらでも、それは見た目はずいぶんシンプルな感じがするのは事実です。

そして、見本さえあれば、簡単に作成できる印象はあります。

しかし、その見本に単に穴埋めすることと実際の登記等との間には、大きな違いが存在することを経験を積んだ司法書士は知っています。

不動産登記については、自身のHPで少し触れていますhttp://www.sensui-web.jp/cgi-bin/sensui-web/siteup.cgi?category=1&page=1が、具体的なことについては、それぞれの事象によっての対処方の問題でもあり、経験により自ら習得する実務上の処理法等にも差がでてきますので、単に見本を渡すことで解決がつく問題ではなく、それをどのように伝えるかは容易でないとしか、この場では言えないのが現状です。
当然、文章で表現しにくい(言葉で説明は容易でない。)事柄です。

商業登記においては、書類作成を業とする行政書士さんもWEBサイトを閲覧すれば多々おられるように思えます。

彼等の中にも、すぐれた能力をお持ちの方がいるであろうことは想像できますが、登記専門である司法書士でも、会社法等の実体法規に精通すればする程、ますます、今まで気にならなかった商業登記法、商業登記規則等の手続法規との結合が難しくなる感じ(※手続法規というよりは、現実の事象とのギャップと言う方が正しいのかもしれません。)がし、申請代理人となれない立場で、どのようにして研鑽されているのかと思ったりもいたします。

そのような事情から、少なくとも司法書士は、会社法等の実体法規に精通し、その知識と商業登記法・商業登記規則等の手続法規の知識とを有機的に結合させる訓練が必要となってきます。

このためには、繰り返し実体法及び手続法の両面から検討し実務に対処する執務姿勢が必要であると考えます。

より良い結果を導くための思考方法を探し出す努力を続ける。
ただ、年数が長いだけの司法書士と本当の意味での経験を積む司法書士との差は、そのようなところからでてくるでのはないかと考えています。

そのような経験の差により、単に見本を利用する場合であって、できあがる書類の底にあるものに差が出てくることになるのだと思っています。
posted by せんすい at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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